NISA非課税枠での年内取引期限と、2025年NISAでの取引開始スケジュールを確認しておきましょう。
年内取引期限
まず年内取引期限ですが、非課税投資枠の利用期限が恒久化され、総枠に関する利用期限は無くなりましたが、投資を行わなかった「年間投資枠」の未利用分は、翌年以降への持ち越しはできません。つみたて投資枠は年間120万円、成長投資枠は年間240万円の投資までが非課税対象となります。
特に積立投資による投資信託に関しては、申込日ではなく受渡日が最終日としてカウントされます。これは決済方法によっても変わってくると思いますが、例えばクレジットカード決済の場合は、既に2024年の非課税投資枠での取引は受付終了しているでしょう。
スポット購入に関しては、もう少し余裕がありますが、申込日ではなく受渡日が起算日となるのは変わりません。国内株式であれば12月26日(木)15:30となりますが、米国株であれば12月25日(水)午前3:00、インドネシア株式であれば12月24日(火)18:15となります。
投資信託に関しては申込受付日から起算してなん営業日目に受渡となるかによって変わってきます。ファンドにより、受渡日が異なります。個別ファンド画面の「詳細・目論見書」ページをご確認ください。最長9日のものもあるので、12月18日(水)~12月25日(水)になるかと思います。
2025年NISA取引開始
2025年1月分と言うと、2025年に入ってから考えればいいと思うかもしれませんが、投資信託積立クレカ決済での2025年1月分の設定は確認していますか? なんとSBI証券ですと11月10日に終わっています。楽天証券なら12月12日(木)です。1月から積立金額を変更したい場合や、新しい積立を開始したい場合きちんと確認しましょう。